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九州大学とアジア
 

tempkyushu

九州大学(九大)は日本の七つの「旧帝国大学」の中でも、アジアとの関係に最も恵まれたところです。魅力的な都市、福岡に位置し、距離の上では東京よりも上海やソウルに近いのです。

九州は古代から、日本とアジア、そしてさらに大きな世界とを結ぶ貴重な架け橋でした。19世紀、日本が近代的産業国家へと変貌していく過程も、ここ九州から始まりました。そして今日も、福岡は中国、韓国、東南アジアとの結びつきを誇っています。福岡市は毎年、「アジアマンス」(現・アジアンパーティー)を主催し、アジア関連の研究、文化、芸術に目覚しい功績を挙げた方々に、名誉ある「福岡アジア文化賞」を授与してきました。

日本の高等教育の国際化を先導する13大学のひとつとして、アジア大陸との結びつきの強化を強化することは九大の国際化戦略の柱です。すでに九大にはアジアから多数の学生がやってきており、そうした外国人留学生のため、しっかりとした日本・アジア研究プログラムが準備されています(Japan in Today’s World および Asia in Today’s World)。アジアの歴史、政治、社会、文化について、そしてアジアの事情を背景とした自然科学の分野でも、九大では学際的な研究が進んでいます。定期的に、そしてオープンに開かれるアジア研究関連のセミナーもあります。そこでは研究者、学生、そして一般の方々に、九大の教員、そして世界から訪れる専門家の研究に触れていただくことができるのです。

このような強みを活かしながら、九大は現在、新しく学際的なアジア研究のコースやプログラムを、英語で学んでいただけるよう準備しています。このウェブサイトは、九大の現在そして未来の学生、学者、来訪者のみなさんに、学内のアジア関連の授業、専門家、イベントなどの情報にスムーズにアクセスしていただくために立ち上がりました。微力ですが、お役に立てれば幸いです。

 

 

 
 

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